「投資は怖い、貯金が一番確実」と思って一生懸命貯金しているあなたは我慢強いがんばり屋さんです。
「投資は損するかもしれないから怖い」ももっともな意見です。
でもなぜ投資を怖がって食わず嫌いすることが実はとてももったいないことなのか書いてみます。
お金を使わなくても貯金は年々減っていく
「使ってないのに貯金が減るわけないじゃん」
と思っているでしょうか、実はお金の価値は年々減っていっているのです。
物価が上昇していくことを、インフレーション (インフレ) といいます。
最近、お菓子やスナックの容量が減っていることに気が付いていますか?
値段が変わってなくても、同じ100円で200グラム買えていたチョコレートが150グラムしか買えなくなったら、それも物価上昇・インフレしているということです。
同じチョコレートを200グラム買おうと思ったら、136円出さないと買えないからです。136円に値上がりしたと言えますね。
つまり、それだけ銀行にあるあなたの貯金の価値が減っているということです。
「利子がつくから大丈夫」なんて考えないほうがいいです。
銀行の利子なんて限りなくゼロに近い現在、利子がついて貯金が増えていくスピードよりも、インフレにより物価上昇していくスピードのほうがずっと速いんです。
つまり、あなたのお金はインフレ負けで価値がどんどん減っていくことは確実です。
2、3年後の話ではありません。あなたがお年寄りと呼ばれる頃になる10年、20年、30年、40年後の物価がどうなっているか想像してみてください。
現在10万円のお金があれば10万円分のものが買えます。
でも、同じものが50年後、倍の20万円とかまで値上がりしていたら?
現在の10万円の価値が、50年後にはインフレによって半分の5万円の価値しかなくなってるということです。怖いですね。
でも投資によって利子以上のペースで利益を貯めていけば、インフレ負けを防ぐことも可能にすることができるんです。
お金にお金を稼いできてもらえる
もちろん、投資をすれば損することもあるでしょう。
でも逆にお金がどんどん増えていくなんて嬉しいこともあるということです。
もしあなたが会社員だったら、あなたは決まった時間だけ働いて決まった額のお金を得ていますよね。
投資では、あなたが働かなくても寝ていても、お金を稼ぐことができます。
お金があなたの代りにがんばって働いてくれているって感じでしょうか。
あなたも仕事をして働いて、いっしょにお金も働いてくれば、お金の貯まり方もグーンとスピードアップします。
イメージ的は、あなたの移動手段が徒歩しかなかったところに、投資をすることによって、自転車に乗って行けるようになったり、車に乗って行けるようになったりする感じですね。
もしも、「自転車や車に乗ったら事故りそうだから乗らない」というあなたは、徒歩のままでどうぞ進んでくださいね。
考えたくないですが、あなたがケガや病気をしたり、働けなくなったときでも、投資をしていれば、投資による収入もある可能性があるので、貯金を取り崩すペースがゆるやかになるでしょう。
心理的にもすいぶん楽になれますよね。
リスクを取らずにチャンスを逃すのは結局人生損してるということ
ぶっちゃけ、人生はリスクを取ることの連続です。
友達を作ることも、就職することも、結婚することも何ひとつ確実ってものはありませんよね。
人生のリスクとしては、友達に裏切られる、就職先がブラッグ企業・倒産、結婚相手がアル中でDV加害者だったなどがあるでしょう。
すべて自分が自分にとって「良い」と思って選んだ選択肢が思ってもみない結果になってしまった。
生きていればそんなことはザラにあります。
生きてる限り、「ひとつ賢くなった」と思ってまた仕切りなおせばいいんです。
歩道を歩いていても車が突っ込んでくるリスクだってあります。
でも、だからって、友達も作らない、就職もしない、結婚もしない、歩道も歩かないって人は滅多にいないでしょう。
リスクを減らすため、なるべく倒産リスクの少ない安定企業に勤めたい、なるべくやさしい人と結婚したい、歩道を歩くときは左右良く見て信号を守るなどと考えるのはよくあることです。
考え方は、投資も同じです。なるべくリスクが低くて、やさしくて、比較的安全な投資方法を見つけてやればいいのと同じですね。
それでも投資だけはしないというのなら、それもいいでしょう。
投資をしないリスクを取るということです。インフレ負けして目減りする貯金を横目に、自分ひとりだけでお金を得ていくと覚悟すればいいでしょう。
まとめ
まったく何のリスクを取らない人生はさぞやツマラナイ人生でしょう。
その先に喜びや悲しみがあるかもしれないけど、どこかで思い切って「エイッ」とリスクを取るから、人生の幅が広がるような豊かな経験が得られるのでしょう。
投資も同じです。
投資のことを勉強して理解した後は、あなたの新しい一生の味方になるお友達・お金を稼ぐパートナーと思って付き合ってみましょう。
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